原付のタイヤのパンク状況を確かめよう

2009年09月18日

原付のタイヤがパンクを起こしたと思われる場合には、その状況をしっかりと確かめる必要があります。
具体的に言うと、パンクしたタイヤが、チューブか、あるいはチューブレスかを確かめなくてはいけません。
なぜかというとそれによって修理方法が代わってくるからですね。

チューブとチューブレスの違いはといいますと、まあ文字通りチューブが入っているかそうでないかの違いだけですね。

あと、単純にタイヤに記載されている表示を鵜呑みにしてはダメです。
というのもチューブレスのタイヤにでもチューブを入れることはあるからです。

では、確実な確認方法というものはあるのでしょうか。
チューブタイプのものにチューブレス用のパンク修理をしてもパンクがいつまで経っても直りません。
確実にどちらかを見極める方法としては、エアーの入れ口の形で判断することもできるんです。

チューブレスはというとタイヤも然ることながら、チューブレス仕様のホイールなのです。
空気の取り入れ口についてはゴムの一体系で出来ているんですね。

チューブタイプはチューブに空気取り入れ口が付いているんです。
ホイールの側からネジで止まっているものが大半ですね。

ただ、この見極め方も決して完全・・・というわけではないのですね。
一番手っ取り早い方法はタイヤをめくってみるのが最も確実ですね。

原付のパンク修理に取り掛かる前には、しっかりパンクの状況をしっかり確認することを忘れないようにしてくださいね。
  


Posted by deka at 19:51

チューブレスタイヤのパンク修理法

2009年09月17日

原付のチューブレスタイヤのパンク修理について説明してみます。
現在の原付のタイヤとは、このチューブレスタイヤが主流になっています。
なので、この方法を会得しておけば、パンクなど全く怖くないでしょう。
ガソリンスタンドでも簡単にできる修理ですので、万が一出先で起こっても、全く心配は要らないと思いますよ。

まず、チューブレスの空気注入口を確認しましょう。
チューブタイプのものにチューブレス用のパンク修理を行ってしまうと、パンクが直らないのみならず、チューブそのものをダメにしてしまうんです。
正直言ってガソリンスタンド店員はさほどあてにならないと言ってもいいので、決して信用しないようにしましょう。
自分でよく確認しましょう、ということですね。

まず、刺さっているものを確認して、すぐには抜かず、空気を入れてみてください。
また、洗剤などを塗布すると泡が出てくるのを確認できます。
これでパンク箇所を特定するわけですね。
同様の方法でほかにはパンク箇所がないかも確認しましょう。

そして、ニッパーなどを使用して、刺さっている物を抜きます。
この際、刺さっている方向を記憶しておきましょう。

その後、パンク修理セットに付属している、棒状のものに糊を塗ります。
そしてそれを刺さっている方向に刺し、穴を広げてください。

修理用生ゴムにのりをつけ、工具にセットし、刺さっていた方向へ生ゴムを押し付けるように一気にグッと差し込みます。
そして、最後まで突き刺し、引き抜きます。
はぎれをカッターなどを用いて切り取れば完了です。
  


Posted by deka at 20:52

チューブ入りタイヤのパンク修理法

2009年09月16日

チューブが入っている原付タイヤのパンク修理について解説してみます。
チューブ入りの原付車種は、今では随分少なくなりましたね。
ホイールが錆びていたり、歪んでいたりする場合、チューブレスホイールであってもチューブを入れるケースもあります。

チューブの場合は、基本的にはホイールを取ることです。
まず、空気注入口のネジ部分が見えるでしょうか?
サスの部分で止まった状態の、ボルトを外しましょう。
トルクがかかっていますので、レンチを使った方が簡単ですね。

ボルトが取れましたら、今度はシャフトを抜きましょう。
硬い場合は、プラスチックハンマーを使うのがいいですね。

それから、タイヤの空気を抜いて、ビートを落とし、片方だけホイールから外します。
次に空気注入口のネジを取って、チューブを取る準備をし、チューブを引っ張り出し、完全に取り出してください。

そして、チューブに空気を入れ、穴を探します。
コンプレッサーを用いてスマートにやっていきたい作業ですね。

穴を確認次第、穴の付近をしっかりペーパーをかけ、油分や汚れを落とします。
次にのりをしっかり塗り、乾かしてください。
乾かしているは、刺さっているものを探し、あれば抜いておいてくださいね。

さて、およそ10分ぐらい乾かすと、今度は補修パッチを張ります。
ゴシゴシしごき、しっかりなじませるようにしてください。

そして、透明フィルムを剥がして、再度空気を入れ、確かめます。
最後にタイヤに空気を入れ、外したように組み付けて、パンク修理完成です。
  


Posted by deka at 22:52

走行中のエンジントラブル「燃料系トラブル編」

2009年09月15日

原付で走行中にエンジンが突然止まる・・・こんなことになったらかなり焦りますよね。
そもそも何故こんなことが起こるのでしょうか?
原因はいろいろ考えられますが、その中の燃料系のトラブルについて原因や修理箇所を書いてみたいと思います。

まず、原付のガソリンタンクの中に、雨水などが混入してしまい、キャブ内からエンジンに回る。
すると、水はガソリンより重いので、ガソリンタンク内の下にたまります。
よって、走り出してから2~3分ほどでエンジンが停止してしまうのです。
この場合の修理箇所は、燃料タンク、燃料フィルター、燃料ポンプなどの掃除、ポンプの交換を行ってください。

次に、燃料ポンプが突如負圧を受けても、燃料を全然送らなくなる症状がありますが、これはガソリンタンク内部のゴミが蓄積するため起こることが多いのです。
また、突如、燃料ポンプそのものがが壊れることもあります。
あとは、キャブにつながっている負圧ホースが外れてる可能性も高いです。
このケースの修理も、燃料タンク、燃料フィルター、燃料ポンプの掃除、ポンプの交換などですね。

他には燃料ポンプが少量しか燃料を送らないため、ガソリンの量が少ないので、全快走行時に失速してしまうケースがあります。
この場合は燃料フィルターにゴミなどが蓄積したか、あるいは燃料ホースをどこかにはさんでしまっている可能性があります。
そういうときは燃料フィルターの掃除、また、場合によっては燃料ポンプの交換を行うとよいです。
  


Posted by deka at 21:52

走行中のエンジントラブル「電装系トラブル編」

2009年09月14日

原付で走行中、突然エンジンが止まることがあります。
これは特に出先だったりすると本当に困りますよね。

このようなことが起きることには様々な原因が考えられます。
そのひとつに電装系のトラブルが考えられます。
では、電装系のトラブルには如何なるものがあるのでしょうか?
そして、どのように修理や処置を施せばよいのでしょうか?
ひとつずつみてみましょう。

まず、CDIから電気が流れなくなって、プラグに火が飛ばないと前触れもなくエンジンが止まってしまい、かかろうともしないことがあります。
この場合、社外のCDIを使用している場合、高確率でCDIが故障していますね。
こんなときの修理箇所はCDI点火ユニットです。
社外の場合は、純正のものに交換した方が良いですね。

2つ目には、プラグキャップが抜けてしまい、プラグに火が飛ばないと原付走行中に段差を拾った瞬間などに止まってしまうことです。
これはプラグキャップにおけるプラグ抜け防止のピンが抜けていますね。
また、プラグキャップとプラグコードとが断線している場合もあります。
そういうときには、プラグキャップの交換を行いましょう。
場合によって、イグニッションコイルごと交換も必要かもしれません。


他には電気がイグニッションコイルから流れず、プラグに火が飛ばないと、これまた前触れもなく止まってしまいます。
こんなときもイグニッションコイルを交換するのがよいと思います。

電装系のトラブルは大体この3つですかね。
  


Posted by deka at 21:48

走行中のエンジントラブル「吸気系トラブル編」

2009年09月13日

原付で走行中にエンジンが突然止まってしまう原因はいろいろ考えられますが、その中のひとつといえる原付の吸気系のトラブルについて、原因やそれに伴う修理箇所について触れてみたいと思います。

まずは、キャブにゴミが詰まってしまい、燃料を噴射しない状態になると、スタータージェットが詰まった場合、始動性が悪くなりアクセルを開けると止まることがあるようです。
このようにキャブにゴミが詰まった場合には、修理というよりキャブの洗浄だけでもいいです。
ただ、ジェット類が腐っていたとしたら、交換が必要ですね。

それから、キャブとインテークマニホールドの間から二次空気を吸っていると、キャブが外れかけていれば、回転がかなり上がり、パッキンがダメだと回転が下がりにくくなります。
この場合は、キャブとインマニの取り付けねじの緩みが原因である可能性があるので、キャブ側のネジがなめているならキャブ交換し、締め込みが甘いなら、きつく閉めれば大丈夫です。

最後にインテークマニホールドが亀裂が走っていたり破損を起こしていたりすると、始動性が非常に悪くなり、かかっても回転が下がりにくく、エンストを起こすことも多々あり得るようです。
これはインマニがゴムの場合には、亀裂が生じていて、金属製の場合には破損を起こしていますので、インマニの交換を行うようにしましょう。
  


Posted by deka at 22:48

走行中のエンジントラブル「駆動系トラブル編」

2009年09月12日

原付で走行中にエンジンが止まってしまうトラブルに遭遇すると、本当に困りますよね。
燃料系トラブル、吸気系トラブル、電送系トラブル、駆動系トラブル・・・など大まかにいうとこんなところでしょうか。
では、この中から原付の駆動系トラブルについて、原因やそれに伴う修理箇所について触れてみたいと思います。

まず、ベルトが切れ、クランクケースの内部がグチャグチャになっていると、ベルトの磨耗は最高速が伸びません。
切れる瞬間は、エンジン音が空回りするといった感じです。
切れれば、ギヤ付きニュートラルみたいな状態になります。
停止時は、ひどい時などキックすら下りないようです。

この場合の修理ですが、故障箇所がベルト切れなのでキドライブベルトを交換してください。
場合によっては、クラッチ側の交換も必要かもしれません。

2つ目に、クランクシャフトベアリングが正常に動かないと、エンジンを始動すると、シャーシャーうるさいといった現象がおきます。
また、エンジンを止めるときに、急に止まります。
そして停止時は、突然。
停止後は、キックすら下りないという状態に陥ります。
このケースでは、クランクシャフトを回す役割のベアリングが錆ついているか、もしくはボールが破損していることが考えられます。
なので、クランクベアリングの交換と、それを取り巻いているオイルシールの交換といった処置を行いましょう。
場合によっては、クランクシャフトの交換も必要ですね。
  


Posted by deka at 22:46

原付のエンジントラブル・ホンダ車種編

2009年09月11日

原付で走行中にエンジンが止まる現象ですが、その車種によって原因が起こるところが頻繁に違うようです。
では、メーカー別に原因や故障箇所、修理箇所などを例をあげてみてみようと思いますが、今回はホンダのものについて書いてみます。

ホンダの代表的な原付といえばDIOですが、DIOのトラブル発生原因順位は1位が燃料ポンプの故障、2位がCDIの故障、そして3位がマフラー詰まりとなっています。

燃料ポンプの故障についてですが、タンクに貯まっているゴミが燃料ポンプに詰まり、ガソリンを正常にキャブに送らなくなっていたり、あるいは燃料ポンプそのものが壊れるケースもあります。
また、走行中にエンジンが停止することも多いですね。

CDIの故障は純正品であっても、故障までは行かないにしても接触不良を多く見かけます。
少しのことで接触が甘くなってしまい、プラグに火花を飛ばせてくれません。
年式やグレードの違いなどで、何種類かのCDIを使っており、また、ユニットの位置も多少違うので注意が必要です。
キャリヤの下側にあるタイプなどは、壊れている可能性が大です。

マフラー詰まりに関しては、性能が良すぎなのかもしれませんが、DIO系のマフラーはよく詰まるんですよね。
詰まったくらいで、エンジン止まるか!と思っている方は、考え方を変えてみましょう。
最終的な出口が詰まっていれば、エンジンには一番良くない原因です。
症状的には初心者は気づきにくい傾向があり、むしろエンジンが壊れたのではという印象を受けがちな症状になりますね。

以上が上位3つの説明ですが、これらのトラブルが発生したらしっかり修理や交換を行いましょう。
  


Posted by deka at 22:45

原付のエンジントラブル・YAMAHA車種編

2009年09月10日

原付で走行中にエンジンが止まった場合、その車種によって原因が起こる箇所が頻繁に違うようです。
では、YAMAHAの原付について原因や故障箇所、修理箇所などを書いてみます。

YAMAHAの代表的な原付といえば、ジョグやビーノ、アプリオなどが挙げられますね。
これらの車種のトラブル発生原因順位は、一番多いもので燃料系の故障、次いで電送系の故障、3番目に多いのは焼き付きですね。

燃料系の故障ですが、とにかくこれらの車種は故障個所が多いんです。
特に燃料ポンプなどは5台に2台は壊れているんですよね。
とにかくガソリンタンクの場所が悪いのです。
なので、タンクに水が入りやすいようです。
燃料フィルターに錆が貯まって、燃料量が低下し、エンジンが止まってしまう・・・などという現象は日常茶飯事ですね。
詰まりかけは、全開時に失速します。

電装系の故障に関しては、突如前触れもないまま、電装のパーツが壊れたりします。
CDI、レギュレーター、ダイナモ、断線・・・このような感じでかなりの確立で壊れます。
接触不良も多いですし、プラグキャップが外れることも多い車種ですね。

焼き付きはガソリンタンクから水が浸入してしまうことが一つ。
あと、インテークマニホールドの破損で水を吸ってが一つ。
また、オイルホースの引っこ抜け、ちぎれなどで一つ。
ピストンピンが外れたしまったケースも見かけられることがあります。

これらの故障が起こった場合はしっかり修理や交換などの処置を行っていきたいですね。
  


Posted by deka at 22:40

原付のエンジントラブル・スズキ車種編

2009年09月09日

原付で走行中に突然エンジンが止まるというトラブルですが、そのメーカーや車種によって原因が起こる箇所が随分違います。
では、スズキの原付についてのトラブルの原因や故障箇所、修理箇所などに触れてみますね。
スズキの原付で有名なのはセピアやアドレスなどでしょうかね。
これらの車種でトラブル発生原因が多い順に挙げていくと、 まず一番多いのが負圧ホース抜け、 次いで電送系接触不良、3番目が焼き付きですね。

最も多い負圧ホース抜けは、故障と呼べる代物ではないかもしれません。
しかしとにかくこの症状はよく起きるんですよね。
この症状のおかげで一体どれほどのバイク屋さんを儲けさせてきたことでしょうか。
原因はキャブにつながっている負圧ホースが抜けているだけという単純なものです。
このホースが抜けてしまうと、全く燃料を送らなくなります。
・・・と言うことは、絶対エンジンはかからないというわけですね。

電送系接触不良についてですが、 イグニッションコイルに刺さっていなければならない端子が抜けていたり、接点が錆でダメになったり、電送系の端子類の素材が悪いことで起こります。
バイクに使用されているメッキ処理技術はヤマハやスズキは悪いんですよね。
鉄の部分は、すぐ錆びます。
これに関してはホンダの比にもならないです。

最後に焼き付きに関してです。
これはガソリンタンクの位置が悪いですね。
水が入る症状が非常に多いです。
タンクそのものに燃料フィルターがついていますので、ここがゴミなどで詰まっていることが多く見かけられます。
水が入れば、エンジンは焼き付きます。
原因は、タンクのガソリンのこぼれ穴がゴミで塞がっていることによります。

これらの症状が起きたら、しっかり修理や交換などを行っていきましょう。
  


Posted by deka at 22:40

原付のウインカーが破損してしまった場合

2009年09月08日

先日、私が乗っていたYAMAHAの原付・JOGのウインカーが破損してしまいました。
ウインカーがしっかり機能していないと原付走行時大変危険です。
ですので早速、修理を行ってみました。
そして、その手順を簡単にですけど書いてみました。
もし同じような破損を起こしてしまったという方は参考にしてみてくださいね。

今回破損したのは、ウインカーのカバーレンズです。
カバーレンズの下のほうが欠けてしまったわけです。
カバーレンズなのでウインカー自体は機能していますし、特に問題はないかもしれませんが、見た目的によろしくないので修理をしてみることにした次第です。
バイク屋さんなどに持っていってカバーレンズそのものを取り替えたとしても、2000円程度だとは思いますけど、今回は充填接着剤を使用して自分で成型します。

さて、カバーレンズの破損修理に取り掛かっていきましょう。
まず、本体に取り付いているビスを外します。
そして、カバーの掛けた箇所を充填接着剤を用いて成型していきましょう。

おおまかに成型した後、とりあえずは本体に取り付けてください。

取付完了後は接着剤が硬化した時点でさらに塗りつけ、形を整えます。

さて、硬化しましたので更に塗りつけていきます。
水性塗料を塗っていきます。

こんなものでとりあえず塗装が終わり、修理は完了です。
出来栄えはまずまずといえると思います。
接着剤で補修した箇所は光の透過がないですが、面積は小さいので良しとしましょう。
  


Posted by deka at 22:45

ウインカーが点灯しなくなってしまったときの対処について

2009年09月08日

原付のウインカーが全く点灯しなくなってしまった場合、これはヒューズが切れている可能性が高いです。
ウインカーが正常に機能しないまま原付で走行すると大変危険ですからね。
そのような場合は、速やかに修理を行い、それから乗るようにしてください。

では、ヒューズの交換をしていきます。
原付の場合だと、バッテリーの近くにヒューズボックスというものがあります。

黒くて四角い形状のもので、それを開けますと中に何個かのヒューズがあります。
これはそれぞれ、ヘッドライト、ウィンカー、セルスイッチ、テールランプなど、各部の電流を制御しているのです。

どれがウインカーのヒューズなのかがわからない場合もあるかもしれないので、一個づつとってみて、切れていないかを確認してみましょう。
切れていないようなら元に戻します。
この際に注意してもらいたいのは、各部のヒューズは各々アンペアが違います。
なので、ヒューズを決まった場所に戻さないといけません。
何故かと言うと、いざというときにヒューズが切れずにライトがショートしたり、逆に、すぐヒューズが切れてしまう原因になってしまうからですね。

切れているヒューズを発見したら、同じアンペアのヒューズを購入してきて交換してあげてください。
ちなみにホームセンターなどで、5個入りのものが300円くらいで売っていますよ。

さて、ヒューズの交換修理が完了したら、ウインカーのスイッチを入れてみましょう。
問題なくチカッチカッと点灯すればOKです。
  


Posted by deka at 22:40